TOP » 第35回「3D加飾技術」

2007年8月7日
キョーラク株式会社








キョーラク株式会社は創業以来90年の歴史を持つプラスチック製品の製造・加工・販売を
行なっている会社です。ブロー成形・真空成形・射出成形などの新技術を開発し、自社で
成形機も製造しています。今回は3D加飾技術「NGF成形」の加工方法・加工例・応用例
などの製品のご紹介していただきました。

■NGF成形
製品と加飾シートがセットされた密閉された真空環境の中に大気圧を導入して加飾シート
を加圧成型して製品に貼り付ける技術です。
貼るフィルムはレザー調・メタリック・木目柄・グラビア印刷など自由に選ぶ事ができ、
貼る対象品は接着が可能であれば木材・金属・ガラス・樹脂何れも可能です。
伸縮性のある加飾シートを真空圧着する為立体的な曲面や入りこんだ面にも追従させて貼
り付けることが可能です。
また、塗装に比べ環境負荷が低い、コストが安い、等の特徴に加え小ロット品への対応が
可能なので手軽に製品表面を加飾する事ができるのも利点で、既に市場では「介護ベッド
の部品」「新幹線の内装」「電子ピアノ部品」等に利用され、非常に高い評価を受けてそ
うです。

今回お持ちいただいたサンプルは立体的な凹凸にも加飾シートが追従していて、よく見て
もシートが張られているとは思えないものになっていました。またこの技術の特徴でもあ
る大気圧による圧着は製品に真空孔が不要なため、いろいろな物への対応ができる画期的
な技術といえます。