TOP » 第36回ウレタングラフィック

2007年9月18日
住友スリーエム株式会社














本製品は電気・電子機器で使われているゴム足として使われてきたバンポンという
商品に色や形状の自由度を高め、意匠性を持たせたものです。

形状は金型で成形され、メス型の上からにウレタンを流し込み固める、言わばたこ
焼きの型と同じイメージです。厚みは0.6から3.0mm程度まで。大きさは金型に入
る大きさとなりますが、型はA4程度です。この中に何個入るかでコストが決まって
きます。

・クリアカラー
ウレタンを透明または半透明に着色し、裏面にロゴマークやベタ印刷施すことがで
きる。また、金属蒸着したフィルムを合わせることでメタリック感出すこともでき
るので、エンブレムなどの用途が考えられる。

・ソリッドカラー/メタリックカラー
ウレタンに着色顔料を練り込むタイプでメタリック色も可能です。樹脂色と合わせ
ることができるのでネジ隠しや緩衝パーツ、グリップパーツなどの用途に使えます。
現在、プロダクトの意匠を兼ねて使われているのは折りたたみタイプの携帯電話が
多く、畳んだ時のキズ防止、緩衝材としての機能を持たせたパーツとしてデザイン
の一部に取り込まれています。

最後に類似する商品として表面に金属蒸着したシートをインサート成形したタイプ
を見せていただいた。一般的に売り出していないので商品名はないそうだが、一見
金属または金属メッキを施した樹脂に見えるのだが、触ってみるとウレタンの弾力
性があり、柔らかい。意外性があって面白い質感だった。車の社名ロゴに採用が決
まっているとのことで、かなり耐候性も高いようだ。この商品については詳しい製
造方法なども企業秘密ということで教えていただくことはできなかった。