TOP » 第50回「水圧転写」

2009年7月10日
株式会社タイカ
キュービック営業部デザイン企画グループ/安岡氏、那須田氏、島村氏
「プロダクトサーフェィス カラーデザインの可能性についての取り組み」
参加者:13名














■キュービックプリンティング加工技術概要と実績
キュービックプリンティングとは、図柄を専用のフィルムに印刷し、そのフィルムを
水面に浮かべて対象物(プラスチックや金属等)に水圧転写する技術です。
ベースカラー+フィルム(転写)+トップコートにより意匠を表現しています。
複雑な3次元形状にも転写が可能なため、乗用車の内外装パーツや、バイクや水上バイク、
特殊な4輪バギーの外装、鉄道車両の内装、楽器、ゴーグル、コスメティック関係、PC、
家電、玩具等、幅広く使用されています。

また、専用の金型が不要なため、デザイン検討等の試作段階から、モック等に転写

する事で、最終の意匠を確認する事が出来ます。

転写出来る素材としては、ABS、PS、PC、PP、木、ガラス、鉄、アルミ、マグネシウム等
多様です。株式会社タイカ様では汎用の柄を常時ストックしておられ、
その中から柄を選択する事も出来るようです。

■ミラノサローネを軸にしたインテリア市場調査とコンセプトメイキング
ここ数年、様々なデザインの展示会を調査し、デザイントレンドを抽出・分析されています。
その内容をふまえて、クライアント提案時にデザインのイメージを伝えるためのツールとして
「Trend View」という、素材や色彩、加工のサンプルと実際のキュービックプリンティング
とをまとめたコンセプトボードを制作されています。

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フォルム、カラー、マテリアル、エコ等を調査され、分析されたコンセプトボードを沢山拝見し、
また活発な意見交換がされました。デザイナーの視点からまとめられたボードは
非常に分かりやすく、興味深いものでした。
株式会社タイカ様では新しいE-CUBICという技術も開発され、印刷加飾でありながら
素材のテクスチャーをデザインする表面加飾技術の未来を感じる事が出来た勉強会となりました。