giftshow69|JIDA東日本ブロック                     

第69回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2010

日時:2010年2月2日〜5日

場所:東京ビッグサイト全館
参加:10名
主催:JIDA東日本ブロック運営委員会・ギフトショー担当





2010年2月2日から5日までの4日間、東京ビッグサイト全館にて、国内最大の
トレードショー「第69回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2010」
併設アクティブデザイン&クラフトフェアが開催され、前回に続きJIDAも出展
参加いたしました。

ご存知の通り、ギフトショーは日本最大のパーソナルギフトと生活雑貨の国際
見本市で毎回20万人もの来場者があります。

過去2回のギフトショーではJIDA有志が個々の商品を出展し、デザイン・ビジ
ネス発信の場として、各々が自由に有効活用することを目指していたため、良
い面もありましたが、反面ブース内のテーマや統一感など若干欠けてました。

今回は、過去の反省をふまえ、デザイナーとしての職能をよりアピールするた
めにどの様に運営するべきか検討を行ったところ、JIDAとして参加する以上、
参加者の意思を統一し、より効果的に運営する上で、参加者の目安となるレギュ
レーション設定が必要であるという意見がありました。
また、継続的に広く参加を募る上でも目安としても有効でないか等の意見もあり、
下記レギュレーションを設定する事となりました。

「設定したレギュレーション」
◎現代の生活者に"デザインを通して"新しい価値観を提案する
デザインプロダクツの展示。
◎会期中出来るだけ自身のブースにおられ、何かしらの形でブース設営
及び運営に協力する。(ブース基本設置は業者が行うが、什器や照明の
設置・撤去、自身の商品搬入等は参加者が行う。)
◎東日本ブロック運営費用として参加費の約1割を計上
◎募集定員はスペースの関係上10〜12名程度
◎展示スペース概要
・個々の展示台スペース:約幅600 × 奥行き600
・ブーススペース:3000×6000mm
◎JIDAブーステーマ「Gift×Design」
◎Web(Blog)を活かしたギフトショーの情報を配信

「ACTIVE CREATORS」概要
ギフト・ショーは、「雑貨の中でもデザイン的に抜き出たものがギフトである」
という姿勢を貫き、「前衛的で香り高いデザイン・コレクション」としての
「アクティブデザイン&クラフトフェア」は今回で54回目を迎えます。
外部の審査員を迎え、デザイン、品質に関する厳しい審査を通過したとりわけ
感度の高い出展社のみが出展可能。デザイン感度の高い有力バイヤーがまず一番
に訪れるフェアとして、年々出展希望社も増え続け、ギフト・ショーの中でも特
に狭き門となっています。
新進気鋭のプロダクトデザイナー/ファッションデザイナー/雑貨アーティスト
/クラフトマンなど、多彩なインディペンデントな才能がギフト・ショーに集い、
現代の生活者に"デザインを通して"新しい価値観を提案するデザインプロダクツ
を提案。






ギフトショー全体のテーマは「日本で出会おう、景気浮上のスグレモノ」でした
が、さらにJIDAでは「Gift×Design」をテーマに、デザイン性の高いギフトを
提案。来場者方々の反応も好評で、「この場所に来ると面白いモノがある!」と
いう声もあり、連続して出展している効果も出てきました。

私は4日間の会期中、連日ブースに居ましたが様々なジャンルのショップバイヤー、
メーカーの方などにお会いすることが出来、デザイナーとしてバイヤーから生の声
を聞き、交流を得られる機会はとても有意義だと実感しました。また自分の予想外
の業態から引き合いがあった方も多かったようです。

日本全国から商材を探しにくるバイヤーにとっては、良い商品であれば即商談という
環境ですので、プロトタイプを発表するデザインの展示会とはまた違った切り口で、
よりビジネスに直結した場として活用していくべきでしょう。
次回もJIDAとして新たな試みをプラスして、継続出来ればと考えてます。

◎参加メンバー◎
浅香嵩・石田聖次・佐野正・荻野光宣・中川千恵美・
平川真紀・堀内智樹・堀越敏晴・本田圭吾・村田桂太

■レポート:佐野 正(sanodesign)


更新日:2012.01.06 (金) 11:48 - (JST)