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事務局長就任のご挨拶

皆様こんにちは。10月1日より事務局長に就任させていただきました

山口正幸です。

武蔵野美術大学卒業後1970年よりDIC(旧大日本インキ化学)に勤務し、
プラスチック家庭用品、石油ストーブ、魔法瓶、自動車メーカーの用品、
安全環境資材、ヘルメット、医療資材等多岐に亘りプロダクトを手がけ
ました。

2000年からは新規に立ち上げた関連会社DICカラーデザインでカラー
を基軸にプロダクトやグラフィックなどのデザインやコンサルティング
を日本を始め中国や韓国で行ってきました。
更にDICカラーデザインスクール、ギャラリーDIC COLOR SQUARE、
会員組織カラークラブ、カラーセミナー運営を通しカラーの啓発に努め
(財)日本流行色協会(現流行色情報センター)理事も努めさせて頂きま
した。

さて、この度いろいろな方のお力添えもありJIDA事務局活動をいたす
事になりましたが、JIDAと云う組織は今までの会社の様な上下関係や
利害関係の無い会員と云う人々の集合体でフラットな組織です。
よって上からの命令や指示によって事を成すのではなく、あくまで会員
の自主的活動でその存在意義を社会に発信し「プロダクトデザインとは」
を常に考えて啓発して行かねばならないのは皆様ご存知の通りです。

ところで、60年近くに亘り幾多の諸先輩の方々は工業意匠と呼ばれた
時代からご苦労を重ねてきました。その時代を思えばデザインの事が
分かってないとか、経済不況だとかは我々の活動の阻害要因では無い
気がします。そのころに比べればデザインを分かっている人も多いし、
展示会やセミナーは日常茶飯事です。つまり、より動く人と、所に出来
事は集まってきます。JIDAはそんな活動を企画し会員の皆さんで行う
場所です。

そんな中で事務局の役割は皆様をサポートし、運営をスムーズに運ぶ
事だと考えます。その為には会員の皆様に、風通し良く情報を公平に速
やかに発信し、コミュニケーションをスムーズに運び、活動を活発化
するハブの役目だと認識いたし、会員の皆様はもちろんの事デザイン
に興味のある方の情報参画をお待ち申し上げます。
審査はありますが会員希望の方も大歓迎です。学生会友もあります。

最後にJIDAの様な組織での仕事は不慣れではありますが事務局員
共々明るく元気に事にあたって行きますので、皆様のご高配ご支援を賜
りたくお願い申し上げます。


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更新日:2012.01.06 (金) 08:29 - (JST)